片手・両手・ダブル・トリプル手数料って!!

正直不動産22

こんにちは。
住宅ローン破綻と競売を回避するために戦う東京都練馬区石神井台「志士不動産」(シシフドウサン)/スリーウィンデザイナー株式会社の神山です。

さて、今回は「正直不動産」5巻を読んでのレビューを含めて、「トリプル両手」という言葉を簡単に解説したいと思います。
(漫画「正直不動産」5巻 第35直・第36直 トリプル両手(前編)・(後編)

不動産を購入する時、売却する時の「仲介手数料」の取り扱いのお話です。
今回はマイホームの買い替え時の話になります。
不動産は大きな金額になりますので仲介手数料も大きな費用になります。
安全に売り買いができるように事前に知識を付けておきましょう。
ぜひ、最後までお読みください。

不動産の売買は計画を作り、確認して進めましょう!!

片手取引・両手取引・ダブル両手取引・トリプル両手取引をシンプルにお伝えすると、

    • 「片手取引」とは、売主側の仲介不動産会社と、買主側の仲介不動産会社が、買手・売手に別れて仲介にたずさわることです。
    • 「両手取引」とは「売主」と「買主」両方の仲介を1社の仲介不動産会社がすることです。
    • 「ダブル両手取引」とは、例えばマイホームの買い替え時に、「売却物件」も「購入物件」も同じ仲介不動産会社に任せ、
      その仲介不動産会社が売却物件・購入物件ともに「売主」と「買主」両方の仲介を1社がすることです。
      「売却物件両手取引」×「購入物件両手取引」=ダブル両手取引となります。
    • そして、「トリプル両手取引」とはちょっとだけややこしいんですが、
      ダブル両手取引時の売却物件を不動産買取業者に購入してもらい、その物件の購入者を見つけ「両手取引」をする。
      よって、売却物件・購入物件の「ダブル両手取引」+買取業者を介して売却物件2回目の「両手取引」
      「ダブル両手取引」+「両手取引」(売却物件2回目)=トリプル両手取引
      となります。

片手・両手・ダブル

正直「トリプル取引」まで発展するのは稀ですが、、、、、

買い替えの場合は、ダブル両手取引を狙う不動産会社はまだまだ多いと思います。
もちろん、「両手取引」「ダブル両手取引」が違反と言っているわけではありません。
両手取引は業法・法律で認められています。
しかしながら、一つ判断を誤ると「不動産会社」だけが儲かる構図になってしまいます。

不動産会社側の営業努力で結果的に「ダブル両手取引」になる分には全く問題ないのですが、
不正的に売買価格を下げさせ「ダブル両手取引」を狙う不動産会社もまだまだいますのでお気をつけください。

特にマイホームの買い替え時は、事前にすべての取引の段取りイメージを理解した上で売却と購入を進めてください。

それでは、またの配信をお楽しみに。。。

最後までお読み頂きありがとうございます。
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