築浅物件なぜ売却?購入時の3つのチェックポイントとは!

中古物件購入

マイホーム購入をご検討の方で、新築物件は高嶺の花なので、
中古物件を探しているという方は多いと思います。

でも、築1年~2年での売却されている物件?となると、
逆に近所トラブル・・建物の不具合・・・・?
など、良からぬせんさくをしてしまいますよね。

そこで、今回は築浅物件を購入するときの「3つのチェックポイント」をお話したいと思います。

このお話は「中古物件」の購入を検討されている方に読んでいただきたい内容になっています。
ぜひ、最後までお楽しみください。

購入時の3つのチェックポイントとは!

「3つのチェックポイント」!

  1. 売却理由(売主に確認)
  2. 物件状況報告書の確認(マンションの場合は管理会社へトラブルの有無の確認)
  3. 契約不適合責任の確認(最低3ヶ月間は付けてもらいましょう)

中古物件を購入する時は、「重要事項説明書」・「売買契約書」の内容も重要なのですが、
上記の3つの方が重要ではないかと私は考えています。

それでは、さっそく各項目の詳細を解説していきたいと思います。
売却の理由

売却理由

売主に売却理由を確認しましょう。

私は今年で不動産業界15年目になるのですが、
経験上、築1年~2年で売却される方の理由は【転勤】などの仕事関係と、
【離婚】などの夫婦間のトラブルが多いように思います。
この2つの理由で毎年平均1~2件程売却のご相談を承っております。

さて、売却理由を確認するには、物件の紹介を依頼している不動産会社経由、
またはご内覧時に直接売主さんに確認していただいても大丈夫です。
少しでも疑問に思ったことがあったら単刀直入に聞いてみましょう。

昨今は、個人情報の関係などで聞きにくいことが多いかも知れませんが、
一生に何度とない買い物をするわけですから、多少に聞きにくいこともこの際ストレートに確認し、
それでも、明確な答えを得られなかった場合は不動産会社経由で再度確認してもらうようにしましょう。

物件状況報告書の確認

「物件状況報告書」とは、建物(お部屋)に関わる不具合・土地(敷地)に関わる不具合、
近隣とのトラブル・事故・心理的トラブルなどを売主から買主に報告する書面のことです。

通常は「売買契約」時に書面をもとに説明を受けることが多いのですが、
ご内覧時に売主または不動産会社経由で、あらかじめ「物件状況報告書」の回答をいただくことも可能です。
この「物件状況報告書」にウソ・偽りなどがある場合は「契約解除」・「損害賠償」などをすることができます。

本当は「近所とのトラブルが理由」での売却なのに、
そのことを黙って、偽って売却し、買主が購入後に「黙っていた」・「偽っていた」ということがわかると、
売主は全責任を取らなければなりません。

買主からしたら当然ですよね。
「近所トラブルがあったことを知っていれば」購入しなかったわけですから、
重大な「告知義務違反」ということになるわけです。

特に最近関東では、「精神的瑕疵」精神的告知義務違反が問題となっています。
もうだれも覚えていないだろう、何十年も前の話だから告知しなくても大丈夫だろう、
などで告知をしないのは許されません。
念の為、売主に室内、近隣で「死亡」・「殺人」・「事件」などのトラブルの有無も確認しましょう。

マンションの場合は、管理組合あるいは管理会社、管理人に直接電話をして
「マンション内でのトラブル・事故」などを確認することもできます。
管理組合・管理会社、管理人によっては、「〇〇年◯月飛び降り事故」などと教えてくれることもあります。

「物件状況報告書」は、私個人的には「重要事項説明書」・「契約書」よりも重要ではないかと思っております。
報告書

契約不適合責任の確認

「契約不適合責任」とは、購入後に物件の不具合などを発見したときに買主が売主へ請求できる責任のことです。

上記の責任期間は、売主が一般の方の場合は法律的に期間の制限はないのですが、
一般的に2ヵ月~3ヵ月の期間が多いようです。
よって、買主からすると期間が長い方が安心感を得ることができると思いますので、
最低でも3ヶ月間つけてもらえるように交渉しましょう。
ちなみに、売主が「宅地建物取引業者(不動産会社)」の場合は期間が、
2年以上と法律で定められています。

この「3つのチェックポイント」は物件が築浅でも築浅ではなくても、
中古物件を購入する時には重要な「ポイント」になります。
ぜひ、要チェックされてください。

まとめ

「重要事項説明書」・「契約書」よりも重要な「3つのチェックポイント」!

  1. 売却理由(売主に確認)
  2. 物件状況報告書の確認(マンションの場合は管理会社へトラブルの有無の確認)
  3. 契約不適合責任の確認(最低3ヶ月間は付けてもらいましょう)

この「3つのチェックポイント」は物件が築浅でも築浅ではなくても、
中古物件を購入する時には重要な「ポイント」となります。
しっかりと確認をし、ご自身の力で購入後のトラブルを未然に防ぎましょう。

最後までお読みいただきありがとうございます。
あなたのマイホーム購入計画がうまく行きますよう心よりお祈り申し上げます。

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