土地の価格!計算しなくても出す方法とは?

土地・価格・計算

土地の購入を検討する時、土地の価格ってどのように計算するの?
「路線価格」・「公示価格」・・・「都道府県地価調査」、、、「固定資産税評価」、、
ネットで検索すると色々なデータが出てきてどの結果を信用すれば良いのかわからない。
今回は「土地」の価格の決まり方をお話させて頂きます。
さらに、不動産屋さんに頼らなくても自分で出来ちゃう査定方法も教えちゃいます。
むずかしい計算方法は一切いらないです。

リアル土地価格はどのように計算するのか?

それは「成約事例」と「販売物件」を比較し見比べをするだけ。
「販売物件」の情報は不動産屋さんに行かなくても、ネットサイトを利用すれば簡単に入手できますので問題ないのですが、「成約事例」はなかなか簡単に入手できないのが現状です。
そのような時は、国土交通省サイト「不動産取引価格情報検索」を使えば、そのエリアの取引時期・面積・駅距離・坪単価・平米単価・形状などが記載されており、
簡単に情報を入手することができますのでそれを参考にします。
不動産土地取引

見比べるのが肝心

土地(不動産)価格が決まる大きな要素の1つとして「ロケーション(形状・日当たり・周りの環境など)」があります。
価格を査定するには、あなたの目で見比べるのが肝心です。
購入する時は何十件もの物件を見比べて購入しますよね。それと一緒。
リアル価格を出すには、あなたの『土地』と『販売中の土地』と『成約土地』を見比べて判断する。
『販売中の物件はこのロケーションで2000万円』
『その一本向こうの路地の今年の成約価格は1900万円だったのか、』
『わたしの土地はこの2件より、駅から近いし日当たりも良いのでもう少し強気でも良さそうだな!!』
といった具合に、自分の目で見比べる。こむすがしい計算はいりません。
見比べれば、リアルな価格がわかる。
そして、この見比べを一回おこない、その後は毎月新着を確認するだけで鮮度を保ったリアル価格を把握し続けることがでるのです。

土地の価格は計算方式では決まらない。野菜と同じと考えよ!!

価格の決まり方は中学生で習った「需要と供給の関係」で決まりますよね。
野菜や魚・くだものなど、とくに食料品はその影響を受けやすい。
土地の価格も原理はいっしょです。

購入したい人が多ければ「価格」は上がる!!

売りたい人が多ければ「価格」は下がる!!

単純に「路線価格」・「公示価格」・「都道府県地価調査」などの価格を土地面積とかけ算しても、
それは、決してリアルの価格とは限りません。
そのかけ算で出てきた「価格」はあくまでも「参考価格」です。
なんで?って、なんども言いますが土地価格は「需要と供給の関係」で決まっているからです。
野菜や魚・くだものなども、今月は高いが天候が回復して来月は値段が下がる見通し、とか、
今年はサンマが昨年よりも不漁で1匹の値段は昨年の2倍の見通し、などのニュースを聞くことがあると思います。

土地価格

土地価格も一緒です。

今月の価格は、来月変わることもある。
「路線価格」・「公示価格」・「都道府県地価調査」の価格は1年に一度の発表です。
「固定資産評価」に関しては3年に1回の見直し。
2020年1月の価格と2020年12月の価格が同じってことはありませんよね。

もちろん、野菜や魚・くだものなどのように、めまぐるしく価格が変動するということはありませんが、
私の経験上、関東近郊では数百万円の変動は普通に見受けられます。

これは、『土地』にかぎらず『マンション』・『戸建』、【新築】・【中古】問わず考え方は一緒です。
もしあなたが、現在不動産を所有していてリアルな価格を把握したい場合でも、
あなたがマイホームを検討していて、購入するか否かを悩んだときの判断材料としても、
この方法は大いに役立つはずです。

不動産価格は情報だけでは判断できない!!自分の目で判断する!!そして五感で感じる!!
周辺に環境を害しそうな施設はないか?、また、早朝・日中・夜間・夜中などの時間帯でどのように物件、周辺環境が変わるかも重要です。
最後の最後はあなたの決断が正しいのか第三者(親族・友人)の意見を聞いて見てもよろしいのではないでしょうか。

これで、あなたは不動産屋さんに頼らなくても自分で物件査定(リアル価格の把握)が出来るようになったはずです。

まとめ

  1. リアル土地価格を出すのに、こむずかしい計算方法は必要ない。
    販売中物件情報と国土交通省サイト「不動産取引価格情報検索」で成約事例を検索し、
    実際に見比べるだけ。
  2. 土地価格も「野菜や魚・くだもの」などと同じように、需要と供給で変わる。
  3. 「路線価格」・「公示価格」・「都道府県地価調査」・「固定資産税評価」などは、
    あくまでも目安とし、参考価格にとどめておく。
  4. そして、リアル価格は変わるということを承知しておきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。
あなたが素敵なマイホームライフをおくれることを心よりお祈り申し上げます。
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