住宅ローンの金利!変動VS固定!どちらがいいの?

固定と変動

今回は、住宅ローンの金利は「変動」VS「固定」どちらがいいの?
というお話を私の実体験を含めてお話させていただきます。

住宅を購入する際に利用する住宅ローン。
借りる時に一番悩ましいのが「金利」ではないでしょうか?

「変動」と「固定」
金利が変わることがあるのが「変動」
金利がず~っと変わらないのが「固定」
それ以外の違いと、選択する時の注意点とは?

このお話はこれから不動産を購入される方、住宅ローンの借り換えを検討されている方に
読んでいただきたい内容となっています。
ぜひ、最後までお楽しみください。

変動VS固定!どちらがいいの?

答えは、
一般的な模範解答としては「あなたの住宅ローン返済計画による!!」
という答えになるかと思います。
個人的には「変動金利」で住宅ローンを借り入れています。

おいおい、全然答えになってねぇーじゃん、というなかれ、

この問の答えを出すには、

  • 購入した住宅をどのように所有していくのか?
  • 売却をすることはありえるのか?
  • 住宅ローンはどのように返済していきたいのか?

という点が重要になります。

これは、住宅購入後の生活を左右する問題でもありますので、
長期的な視野で検討することをおすすめ致します。

それでは、具体的に「変動金利」と「固定金利」の違いを見ていきましょう。
住宅ローン

変動金利と固定金利の商品内容とは?

最初に「変動金利」と「固定金利」の商品内容を簡単におさえておきましょう。

◎「変動金利」とは
一般的に適用金利の見直しは、半年に1回。
返済額の見直しは、5年に1回返済額が見直される住宅ローン商品のことです。
固定金利より金利が低いのが特長で、2009年1月より11年間店頭金利は
変わっていません。
金利の変動は、日銀が決めている短期プライムレートと連動しており、
景気が良くなれば金利は上がり、景気が後退すると下がると言われています。
しかしながら、実際に貸し出す時に実行される金利は過去最低水準を更新し続けています。
店頭金利は変わっていないが、実行金利は下がり続けているのが現状です。

◎「固定金利」とは
住宅ローンを借り入れた時の金利から、決められた期間内は金利が変わらない
住宅ローン商品のことです。
変動金利より金利が高いのが特長で、年数単位の固定商品もあります。
固定金利の代表商品は「フラット35」です。
固定金利は「融資実行を受ける月の1日」に発表される金利が適用金利となります。
固定金利は毎月金利が変わりますのでお気をつけください。
固定金利は「長期プライムレート」と連動しています。

変動金利にした理由!

私が「変動金利」にした理由、

  1. 購入した住宅を一生住むつもりで購入していない
  2. 毎月の支払いが固定金利より安く、残高も早く減る可能性が高い

上記2つの理由で「変動金利」で住宅ローンを借りています。

1.は不動産業界にいるから、住替えが簡単にできるからですね!!ということではないです。
これは、私の「住まい」に対する考え方です。

私は「住まい」はヤドカリのように、
その時々に合った「場所」・「広さ」・「グレード」を所有するという考え方で、
住宅を購入し住み替えをしています。

この考え方は「不動産業界」に入る前に住宅を購入したことがきっかけでした。
私が住宅を購入した目的は、家賃と同等額で資産を所有することができ、
万一があった時は「団体生命保険」を使い、
残された家族が路頭に迷うことなく生活ができる。とういうことが目的でした。

イメージは、賃貸のような「手軽さと」×生命保険以外の「保証」を
ハイブリッドさせる考え方です。

逆にいうと、一生住む住宅を探すことはむずかしいと思いましたし、
老後生活までリアルに考えられる年齢でもなかったので、
このような考え方になったのかも知れません。

ですから、私が購入した住宅は、

    • 「駅近」の物件ではなく
    • 「人気のあるエリア」の物件でもなく
    • 「ゴージャス」な物件でもなく

「コストパフォーマンス」のいい物件です。

売却しても残債が残らない物件!

現在は、老後に片足が入っているので、戸建からマンションに住み替えた際は、
売却しても住宅ローンの残債が残ることなく、賃貸としても需要があり、
長期でも住める住宅を選んだつもりです。

ですから、金利は「変動金利」なのです。
なんとなく、変動金利を選んだ理由がお分かりいただけましたでしょうか。

ちなみに、住宅を住み替えると色々と恩恵も多いんですよ。
例えば、住宅ローン減税、すまい給付金など、住み替え後の住宅にも適用されますからね。
この話は、また別でじっくりと致しましょう。

さて、あなたが住宅を購入する理由は何でしょうか?
「親としての責任」、「自己実現の為」、「社会的地位」、「物欲」、「夢を叶えるため」など、
いろいろ理由はあるかと思います。

そして、あなたの家族が住宅を購入する際に一番大事にしていることは何でしょうか?

  • 購入後の生活イメージ
  • 老後の生活イメージ

を考えて住宅を選んでみてはいかがでしょうか!!
返済

金利を選ぶときの判断基準!

それらは、「変動金利」または「固定金利」を選択する際に重要な判断材料にもなります。

それらを家族で話し合うと、きっとあなたは住宅の「購入計画」や
住宅ローンの「返済計画」が立てやすくなると思います。
そして、「変動金利」なのか「固定金利」なのかが的確に選択できるようになると思います。

固定金利を利用される場合は、
固定する年数を選択できる年数固定と、
住宅ローンの借入期間を固定金利にする長期固定が選択できます。

お子様の受験、進級などでまとまった出費が予想され、
その時に思いもよらぬ金利上昇から家計が圧迫されないように、
当初10年固定金利を利用される方もいらっしゃいます。

変動VS固定の答えは、
あなたの「ライフイベント」とも深い関わりがあることをお忘れなく。

住宅ローンの商品選択は、住んだ後の生活に直結します。
支払いが安いからといって安易に「変動金利」にするのではなく、
住宅の購入目的・所有目的を明確にしてから、住宅とローン金利の選択をしましょう。

ぜひ、実践してみてくださいね。

返済考え比較

まとめ

変動VS固定!どちらがいいの?
一般的な模範解答としては「あなたの住宅ローン返済計画による!!」

住宅ローンの商品選択は、住んだ後の生活に直結します。
支払いが安いからといって安易に「変動金利」にするのではなく、
住宅の購入目的・所有目的を明確にしてから、住宅とローン金利の選択をしましょう。

住宅購入経験者としての私からのアドバイスとしては、
住宅を購入する「考え方」が、
私が変動金利を選んだ理由に近ければ「変動金利!!」
私と逆な考え方であれば「固定金利!!」
を選択されてもよろしいのではないかと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。
あなたの住宅購入計画がうまく行きますよう心よりお祈り申し上げます。

わからない点、ご質問がありましたら、下記コメント欄よりお知らせください。
ご回答させて頂きます。

志士不動産ホームページ

志士不動産フェイスブックページ

志士不動産インスタグラム

志士不動産ツイッター

お問い合わせ

関連記事

  1. 非正規社員
  2. 金利最低
  3. 銀行の選び方
  4. 住宅ローンがあるのに