住宅ローン事前審査は重要!質問が多い4つの項目!

住宅を購入する時に一番最初にする段取りは、実は物件を探すことではないんです。
住宅ローン「事前審査」の承認を得ることです。
今回は住宅ローン「事前審査」の話しをしたいと思います。
みなさんからのご質問が多かった、

  • なぜ、住宅を探す前に「事前審査」をしなければならないの?
  • 勤続何年くらい経てば「事前審査」はできるの?
  • 車のローン・その他借入があっても「事前審査」はできるの?
  • 事前審査後の「本申込み」ってなに?

の4つの項目について解説していきたいと思います。
ぜひ、最後までお楽しみください。

質問の多い4つの項目!

では事前審査に関する4大質問について、詳しく説明していきます。
いずれも住宅ローンを借りようとしている人には重要な項目です。
それぞれの切り口について専門家としてのアドバイスをしていますので、
事前審査についての理解を深められてください。
住宅ローン

なぜ、住宅を探す前に「事前審査」をしなければならないの?

住宅を紹介してくれる不動産屋さん、または設計してくれているハウスメーカーさんなどは、
お会いして早ければその日、遅くとも2回目くらいには「事前審査」をしましょう!
という話になると思います。
これは決して、購入を焦らせている訳ではありません。
むしろ、無理のない購入計画を立てやすくするための一つ提案なのです。

「事前審査」をするメリットは大きく2つあります。

  1. どのくらいの「金利」で借りることができるのか。
  2. どのくらいの『金額』を借りることができるのか。

がわかります。
この2つは住宅を購入するために重要な要素です。

例えば、「購入物件が決まった」・「建築プランが決まった」あとに事前審査をして、
希望の金利・金額が借りることが出来なかった時のショックは計り知れないと思います。
その場合、住宅購入の計画は大幅に変わることになり、時には購入を見合わせなければならないことさえありえます。
住宅購入の計画は「予算計画」と言っても過言ではございません。
ご自身に合った住宅購入計画を作るためにも「事前審査」は1丁目1番地です。

勤続何年くらい経てば「事前審査」はできるの?

勤続3ヵ月からなど金融機関によってさまざまです。
転職先が「公務員」・「上場企業」などの場合は、金融機関で定めている規定を緩和して審査をしてくれるときがありますし、
融資希望金額と自己資金の割合で好条件で審査してくれる時もありますので積極的に相談しましょう。

一般的に勤続年数の条件は「1年以上」と言われております。

車のローン・その他既存借入があっても「事前審査」はできるの?

「事前審査」ならびに「住宅ローンの借入」をおこなうことは可能です。
しかしながら、既存借入があることによって「融資額」は目減りしてしまいますので注意が必要です。

既存借入れがある場合は「事前審査」をする時に、現在の既存借入内容を包み隠さず営業担当マンまたは行員に伝えましょう。
また、その既存借入れを「自己資金」で返済することができるのか?
既存借入を残したまま「住宅ローン」を借りたいのか?
を正直に伝えましょう。

既存借入れがあるだけで「不承認」なんて事にはなりませんので安心してください。
一番やってはいけないことは、「事実不告知」をすることです。
通る「審査」が通らなくなってしまいます。
絶対にやめましょう。

また、自己資金で「事前審査」をする前に既存借入を返済される方がいらっしゃいますが、
「事前審査」の段階では、そこまで手続きをしなくても大丈夫です。
既存借入れの返済等は、「事前審査」の結果をもとに、営業マン・行員の指示にしたがって行ってください。

・事前審査後の「本申込み」ってなに?

購入する住宅、または建築するプランが決まり「契約」した後に行なう銀行手続きが「本申込み」となります。
これは、購入した住宅の「契約書」・「重要事項説明」その他物件書類とともに、
役所が発行する「公的証明書」(課税証明書・住民票・印鑑証明など)を金融機関に提出し本当に融資してくれるかを「審査」してもらう手続きのことです。

よく、「本申込みの審査で不承認になることはあるんですか?」
という質問をいただくことがあります。
正直な答えは「あります」です。

では、どのような場合に「不承認になるのか?」ですが、
「事前審査」にはなくて「本申込み」だけにある審査は、
そう、「団体生命保険」の審査です。
住宅ローンは健康でなければ貸してくれません。
持病がある方は「事前審査」の段階で「団体生命保険」の審査をすることをおすすめいたします。
団体生命保険

まとめ

住宅ローン「事前審査」とは!

  • なぜ、住宅を探す前に「事前審査」をしなければならないの?

住宅購入の計画は「予算計画」と言っても過言ではございません。
ご自身に合った住宅購入計画を作るためにも「事前審査」は1丁目1番地です。

  • 勤続何年くらい経てば「事前審査」はできるの?

融資条件は金融機関によってさまざまです。
転職先が「公務員」・「上場企業」などの場合、融資希望金額と自己資金の割合で、
審査条件が緩和される変わる場合もありますので積極的に相談しましょう。

一般的に勤続年数の条件は「1年以上」と言われております。

  • 車のローン・その他借入があっても「事前審査」はできるの?

「事前審査」ならびに「住宅ローンの借入」をすることは可能です。
「事前審査」をする時に、現在の既存借入内容を包み隠さず営業担当マンまたは行員に伝え、
既存借入れを「自己資金」をもって返済できるかも正直に伝えましょう。
一番やってはいけないことは、「事実不告知」をすることです。

  • 事前審査後の「本申込み」ってなに?

契約した後に、金融機関に本当に融資してくれるかを「審査」してもらう手続きです。
「団体生命保険」に加入出来ない場合は審査が「不承認」になります。
持病がある方は「事前審査」と一緒に「団体生命保険」の審査をしましょう。

最後までお読みいただきありがとうございます。
あなたの住宅購入計画がうまく行きますよう心よりお祈り申し上げます。

わからない点、ご質問がありましたら、下記コメント欄よりお知らせください。
ご回答させて頂きます。

志士不動産ホームページ

志士不動産フェイスブックページ

志士不動産インスタグラム

志士不動産ツイッター

お問い合わせ

関連記事

  1. どちらが住む

    離婚する!住宅ローンが残る持ち家に住むのはどっち!

  2. 住宅ローン通らない

    住宅ローン審査に通らない理由とは!他に借金は無いのに!

  3. 固定と変動

    住宅ローンの金利!変動VS固定!どちらがいいの?

  4. 繰り上げ返済

    住宅ローンの繰り上げ返済!老後資金との深い関係とは?

  5. 非正規社員

    住宅ローンはパートやアルバイト!非正規・自営業でも借りれる?

  6. 住宅ローンと諸費用も借りる時の5つのポイント!

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。