家を購入したい!頭金を出すべきか!出さないべきか?

家購入!!頭金?

今回は実際にマイホームを購入するときに必要になる『頭金』の話したいと思います。
この記事では『頭金』を『自己資金』と置きかえてわかりやすく説明します。
一般的に『頭金』とは【物件価格】に充当できるお金のこと『頭金』と呼びます。
一方『自己資金』は『頭金』を含めたマイホームを購入するに時に払う予定のお金のことを『自己資金』と呼びます。

自己資金・頭金の金額を決める計算方法とは?

住宅ローンを借りる金額から逆算する方法がベストです。
計算は簡単です。
住宅ローンの借入金額は、年間返済額(返済比率)が年収の30%以下、ベストは25%以下。
◎公式
年収×25%÷4,427÷12×100万=【上限借入金額】

例えば
世帯年収620万円(東京都平均年収) 35歳
620万円×25%=155万円
155万円÷4,427=350.124・・・・
350.124÷12=29.177
29.177×100万円=約2,917万円(上限借入)

上記は変動金利での公式です。
住宅ローン借入期間35年で金利が上がる可能性もあります。
また、年収が下がってしまったなんてことも、、、、あり得なくはない。
万が一、あった場合でも支払いが出来るように返済比率は余裕を見て置かなければなりません。
(返済比率25%の借入金額は、融資銀行によって多少金額が変わります)
頭金を計算する

頭金を出すか!出さないか?

マイホームを購入後は、新しい家具・家電・照明器具、カーテンなど生活必需品も新しくそろえたくなります。
【自己資金(頭金)】を出すといっても、出したあとの生活も考えなければいけません。

では、【自己資金(頭金)】はどのくらい出すのが正解なのでしょうか。
私の経験と住宅アドバイザーとしての見解からお伝えすると、
現金はできるかぎり手元に置いておくことをオススメします。
なにが起こるかわからない昨今、現金はなによりも大切です。

家を購入するときの頭金の平均近況は?
昔から、マイホームを購入するときに必要な頭金は最低2割と言われてきましたが、
2020年4月の「株式会社リクルート住まいカンパニー」の調べでは、
首都圏平均購入価格は3,902万円、平均自己資金は514万円だったそうです。
自己資金の割合は約13.1%、購入するための初期費用を差し引いた『頭金』は10%を下回っています。
昔から言われていた、頭金2割は今や昔のことだといえます。
(ちなみに、建売戸建・中古マンションを購入するときの初期費用(登記費用・融資費用・仲介費用など)はおおよそ8%かかります)
その要因にあげられるのは、住宅ローン審査の基準・住宅ローン金利の低水準があげられるのではないでしょうか。
『自己資金』がゼロでもマイホームを購入できる時代、住宅ローン金利が低いことにより、
家賃と住宅ローンの支払いが同じ、または、購入した方が毎月の支払いが安くなる。
なんて時代ですから。
頭金の割合が低くなってもおかしくはないでしょう。

購入する物件で必要な頭金は変わる?

購入する物件で必要な『頭金(自己資金)』が変わるのはご存じでしょうか!!
◎物件カテゴリー
・新築戸建(建売)→自己資金ゼロでも購入可能
・新築マンション→自己資金ゼロでも購入可能
・中古マンション→自己資金ゼロでも購入可能
・注文住宅→自己資金が必要

『注文住宅』を掘りさげて行きたいと思います。
一生に一度の買い物マイホーム。
ご自身の理想の間取りで住んで見たいものですよね。
そこに登場するのが『注文住宅』
注文住宅を建築するためは当たり前な話『土地』を購入しなければなりません。
建築メーカー(工務店)を探す仕事と土地を探す仕事を同時にすることになります。
どちらかを先に探すかは、人それぞれかと思いますし、どちらが正解というものはありません。

購入の流れは、
『土地』購入→建築開始→完成
希望に合った土地がなければすべてが始まりません。
家賃とローンが同時

土地のローンの支払いは購入と同時に始まる

そして、ここが一番重要です。
『土地』を購入しご自身の物にしないと建築をすることはできません。
そうなんです。
『土地』購入することになりますので、先に土地のローンは始まります。
つまり、家賃と土地ローンは建物が完成するまでW払になります。
また、建築メーカー(工務店)によって、建物請負契約後・着手金・上棟金・中間金・完成金などが発生します。
これは、メーカーによって回数・名目は変わるので事前に確認しておきましょう。
支払う金額も数百万円単位になるのが通常です。

着手金・中間金とうは『つなぎ融資』という名目で貸してくれる銀行もありますが、
手続きに時間がかかり、つなぐ期間の金利も高くなる傾向があります。

よって、『注文住宅』を計画される際はしっかりとした資金計画が大切になります。
最低でも家賃と土地ローンがW払い(家賃と土地ローンとを同時に払うこと)になる期間分の自己資金は必要になります。

まとめ

【自己資金(頭金)】は、返済比率25%を借入上限とイメージし、借入上限額と物件価格の差は【自己資金(頭金)】をあてる。
自己資金をあてても差を埋めることが出来ないときは、購入する物件変更も視野に入れる。
マイホーム購入は【頑張る】ものではない。今よりも生活を【豊】かにするために購入するものだと私は考えます。

注文住宅を検討する際は、建物が完成するまで家賃と土地ローンがW払に(家賃と土地ローンとを同時に払うこと)なること、
建物が完成するまでに、着手金・中間金など数回に分けてハウスメーカー(工務店)に支払いが発生する場合があるので、事前の確認としっかりとした資金計画が必要です。

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